リアル体験記

簿記2級に合格した主婦のリアルすぎる体験談。2回落ちました・・・

簿記2級合格までの道のりは、勉強を始めた当初からは想像していなかった道のりになりました。仕事と子育てをしながらすきま時間で簿記2級を取得した主婦の、本当にリアルな体験談を語ります。

▷▷ 書いている人はこんなひと

この記事を書いた人 管理人きなこ 簿記2級合格

当ブログでは、簿記の知識0だった主婦が簿記2級を受験し合格した体験を元に簿記2級に関する情報を発信していきます!
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簿記3級を取得

簿記の知識がなにもなかった私は、まず簿記3級の勉強から始めました。

▷ 簿記3級について

ちょうどお正月休みから勉強を始めて、途中できない期間もあり実質2ヶ月程度で受験に望みました。

2月に実施された148回簿記3級を受験し、一回目の受験で合格!

元々の目標設定は簿記2級取得だったので、その後すぐに簿記2級の勉強に取りかかりました。

一回目の受験 簿記2級学習スタート

まずはテキストを購入。

テキストを読み進め、過去問を解く、という3級と同じやり方をしました。

私の職場は事務職で、周りに簿記二級を持っている人は数人いたのですが、簿記2級の難易度の評判はそれほど難しくない!というものでした。

いきなり現れた落とし穴

落とし穴。それは試験範囲の改定!

私が受けた簿記2級149回の2つ前の試験、147回から試験範囲が改定されたのです!

試験範囲が変わり、簿記1級の試験範囲だった連結会計が出題されることに。

世の中のニーズに合わせた変更なのだとは思いますが、とてもボリュームがある論点が突然現れることになったのです・・・

私はこの沼にどっぷりはまり、合格までに1年かかってしまいました。

その要因というのが、独学ですすめたことで試験対策がしきれなかったこと。

また、大きな論点は概要を把握するだけでも時間がかかってしまうので、試験問題を時間内に解く、というようなレベルまで自分を持っていく勉強の道筋をうまくたてられなかったことがあります。

以前の勉強のやり方のスタンダード

平成29年147回の試験から連結会計が出題されるようになりましたが、その前までの試験は長年の試験範囲をぐるぐると回していくため過去問をやり込めば解ける!という認識で、そのやり方で受かる方が多くいたのだと思います。

私も最初はよく調べず、簿記二級で初めて出題される新論点を勉強し過去問を解けば受かるんだ!と考えていたし、3級より難しくなるとはいえ勉強法は同じだろうと考えていたからです。

ペーパーテストは年3回、次の試験までの期間は約4ヶ月。

1日2時間、仕事が終わって子供が寝た後にテキストを読み、過去問を解くという生活を続けました。

簿記3級から2級では難易度が上がっているところが多くあり、範囲も広くなっているので、私の場合は4ヶ月で完璧に!とは全然いえなかったです。

簿記3級にこれくらいやれば受かったな〜という追い込み度合いで試験に向かった感じです。

時間でいうと1日2時間(出来るだけ)という感じでしたが、1日1時間の日もあったし出来ない日もあったし。

なので簿記2級の1回目までの勉強時間はトータルで100時間弱くらいだと思います。

この時間は簿記3級の勉強時間が100時間程度と言われていますから、同じくらいの時間をかけたということですね。

1回目受験の結果発表

結果は不合格。

まーやっぱりな、、という感じでした。

まぐれで受かる!みたいのを若干期待していたんですが、合格率も15%と簡単な回だったとは言えずまぐれ合格もありませんでした。

気を取り直して次こそ受かるぞ!とこの時は前向きにとらえていました。

試験対策とやり込みが足りなかったけど、あと4ヶ月後の試験まで頑張れば希望は十分あるな!とこの時点では思えたからです。

試験を受けた感想

やり込みが足りなかったからか、問題が難しかったのかどうかすら終わった後の印象がありません。

自分が手応えがあったのかどうだったのかすら、ふわふわっとしていました。

この程度でも簿記3級だと受かった感覚だったのですが、簿記2級は合格は難しいですね。

第二回を受けるにあたっては、もうちょっと試験対策をしなければ受からないと思いました。

ただテキストと過去問を続けていても受かる道筋というのが私には見えてこなかったからです。

特に147回から出題される連結会計は過去問が殆どない状態でしたし、過去問をやり込むという手は通用しないのだなと思いました。

簿記2級の試験対策

そこで予想問題集を購入

こちらを過去問の代わりに何度も解くことに決めました。

予想問題集は過去問よりも難易度が高くて最初は全く歯が立たない…

新論点の連結会計については知識だけでもボリュームがあり、全体像の理解は難しい…

つまづきながらもなんとか2回目は合格をつかみたい!と望んだ2回目。

1回目よりは断然頑張れたし、理解度も上がってるし、手応えとしては自信がないけど、という感じでしたが。

2回目受験の結果発表

結果は不合格。

この回の合格率は14%。

同僚に同時期に受けていた私を含めて3人いましたが、1人は合格、私ともう1人は不合格という結果でした。

対策もしてきて勉強もしてきて、ここまで8ヶ月。

簿記3級から合わせると一年になります…

ここまでくると精神的に辛い、が大きくなってきました

簿記2級って難関資格といわれるようなものではないし、これをとったからといって人生が激変するような資格ではない。

ただ転職するときにもっと良い条件のところや、今の仕事でもっとレベルアップしたいだけなのに。

私、なんでこんなつまづいてるんだろう…という気持ちになってきました。

1人だったらもうやめていたかも。

でもその時、試験を受けていることを周りに公言していたというのが大きかったです。

会社の面談でも目標シートに簿記2級取得します、と書いていたし!

次こそは必ず受からないといけない…

大袈裟ですが、追い詰められた気持ちでまた次のペーパーテストを目指すことを決意した…というよりはもう私には受かるしか道がなかったんです!

まぐれでも何でもいいから合格証書がほしい!

こんなところでつまづいているのはもうたくさんだ!と強く思いました。

かなり追い詰められていたんだよ(涙)

次の受験に向けて行ったのは、通信講座を受けること。

独学を諦めたんです。

受けてみて思ったのは、もっと早く通信講座を受講していればよかったな という気持ち。

でも遠回りしたことで学べたこともたくさんありますし、こうしてサイトで体験談を書いているわけですから、終わった後となってはある意味良いのですが。

資格を取得、という目的への最短コースだったかというと、そうではなかったです。

▷ 簿記2級3回目の体験談 合格!

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