簿記の資格をとったら転職にも活かせる?
どんな職業で簿記の知識が評価されるのでしょうか。
今のお仕事で簿記の知識を活かしたいかたも、これから転職を考えている方もいらっしゃると思います。
職業についてまとめてみました!
▷▷ 書いている人はこんなひと
当ブログでは、簿記の知識0だった主婦が簿記2級を受験し合格した体験を元に簿記2級に関する情報を発信していきます!
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簿記が活かせる仕事
簿記の知識が必要なお仕事というと、「事務系のお仕事」ということになります。
事務の仕事ってどうですか?
環境としてはすごく働きやすいと感じるんではないでしょうか?
室内で暑さ寒さに左右されず、座ったままで仕事ができます。
知識を活かすわけなので歳を重ねても長く働きやすい環境です。
私は数回の転職経験があり、今は会計事務所で事務をしていますが、プライベートとの両立という意味では最高の職場だと思っています!
ちなみに、これから転職を考えている20代の方は、20代の未経験転職専用・転職支援サービス【安定のお仕事】 で無料相談を受けてみるのがおすすめです。
キャリアカウンセラーが選考書類の作成から面接対策までをサポートしてくれるので、履歴書を書くときも安心です。
私がいろいろな職場を経験してきて感じたこと
私の経歴を少しお話します。
私自身は4回ほど転職の経験があります(現在30代半ば)
IT企業 ・ 医療事務 ・会計事務所という順番で転職し、今現在は同業で転職して会計事務所で働いています。
今の職場はすごく働きやすいのできっとこのままずっと働いていると思います(笑)
IT企業
新卒ではIT企業に入りました。
IT企業でシステム開発の仕事につきましたが、プロジェクトごとに納期が決まっており、忙しい時は始発で出勤して終電で帰るような日々。
やりがいはありますがプライベートが圧迫されて休みの日は寝るだけ、、というような働き方でした。
これではいつか身体を壊してしまいそう・・・
上司もなんだか顔色が悪いんです(笑)大丈夫だったかな、あの時の上司。
みんなストレスをお酒で発散しており、飲み会でベロベロになるまで飲んで潰れたりなんてことをしていました。
まだ23才位だった私ですが、なんとなく「この先の人生のお手本として参考にしたい人はいないな」というのを感じていました。
新卒の会社は3年で退職。
いい経験にはなったけどずっと働くには辛いかも・・・
そんな思い出がある会社です。
医療事務
次は医療事務の仕事につきました。
クリニックにくるお客さんの受付と処方箋の紙を印刷するお仕事。
楽かどうかでいえばこの仕事が一番楽でした!
涼しい部屋で座ったままで良かったし。
周りの人も主婦が多く、のんびり働けていいよね~という雰囲気でした。
ただ、ちょっとスペースが狭すぎて、その狭い空間に2人~3人と女性がいたのでちょっと息苦しいというか。
(自分のデスクとかがある仕事ではないですし)
一人、よく怒る女性がいてその方とシフトがかぶるのが憂鬱でした。
人間関係が外れるとちょっとしんどいし、パーソナルスペースが確保できないなという印象でした。
それでもお仕事自体は楽なので、相性があえばすごく快適かも!
私は結婚を期に引っ越しをするため、退職しました。
会計事務所
引っ越しを期に医療事務をやめ、次に入社したのが会計事務所でした。
スタッフは30人くらい。そこに税理士先生が2人いるという形の職場でした。
この時は簿記2級はまだ持ってなかったのですが、簿記の知識がなくてもOKな仕事内容での採用ということで運良く入社できました。
医療事務と違う点としては・・・自分の机があること!
私は自分のパーソナルスペースがないとしんどいタイプでして、自分の机=自分の居場所、という感じで快適だなと思いました。
30人いたら色んな人がいましたけど、医療事務のようにカウンターに座ってるわけではないので自分の席でお仕事をすればいいわけですからね。
他にも良かった点としては、自分のペース配分で仕事が出来るということ。
医療事務はお客さんが来た時に対応、という形でしたので、自分の配分とかは全く関係なくお客様主体の作業だったのです。
なので、忙しい時はてんてこ舞いになるのに、暇な時間帯はやることがない・・・掃除でもするか!みたいな感じでした。
それが一日の中で激しく波があるので結構辛かったです。
均等に来てほしいけど、患者さんが病院に行く時間って結構波があるみたいですね。
でも今回の会計事務所の仕事では、「この量の仕事を今週中に終わらせておいてくださいね」というようなお仕事のふられ方でしたので、その中で自分のペースで作業を進めていけばよかったんです。
一日の中で忙しすぎる~とか暇すぎる~とかではなくて、もらった仕事量を自分の中で終わるように調整してこなしていけばいいだけ。
これってすごく快適だな!と気が付きました。
自分でコントロール出来ない事はストレスになりやすい
IT企業は激務でしたし、自分で仕事量のコントロールって出来ませんでした。
医療事務は全体としては忙しくはないけど、一日の中で波があるしパーソナルスペースがなかった。
会計事務所の仕事は、自分でコントロールできる「ペース配分」、「居場所(机)が確保されている」などストレスになる要因が少ないと感じます。
お仕事内容が楽しいかどうかとかは人によりますし、その職場ごとでも違うかとは思うのですが、このペース配分や職場の配置などはある程度職業ごとに決まってしまうかもしれません。
自分でコントロールできない事って人間はストレスに感じるようにできているんだそうです。
そういう意味では経理の仕事、会計事務所の仕事って働きやすいんじゃないでしょうか??
少なくとも私には合っていたのと、適度なやりがいがあって楽しく仕事をしています。
会計事務所業界内で転職
最初に入った会計事務所では5年ぐらい働いたんですが、簿記2級を取得し別の会計事務所に転職しました。
30人規模の事務所から10人規模の小さな事務所に移りました。
お給料は・・・上がりました!
お仕事の内容としては、前の会計事務所では簿記の知識を使わない事務作業だったのですが、今回のところは仕訳の入力など法人の決算業務のお手伝いなど簿記の知識が活かせる仕事内容となっています。
自分のペース配分で仕事が出来るという点は同じです。
簿記2級をとったことは私の中でプラスになったな!と思います。
大手企業の経理
私の経験談はこんな感じでしたが、他にも大手企業の経理でも簿記2級の知識が必要だと思いますし、仕事内容としては私のやっている仕事と変わらない内容だと思います。(仕訳の入力やチェック、領収書管理等)
私は数字が苦手なんですが、圧倒的に働きやすい環境の方が勝って、こんな私でもずーっと続けて仕事ができていますよ!
大手企業だと経理は必須なのでお仕事を探せばたくさんあると思います!
自分の勉強した知識を活かして仕事ができるなんていいですよね。
大手企業ならいろいろな面でしっかりとした保証や、福利厚生なども受けられるのではないでしょうか?
まさに手に職をつけると言えるのかもしれませんね。
経理以外で生かせる仕事
意外かもしれませんが、営業職にも簿記の知識は必要になっていきます。
お金の部分、費用のこと、売上の数字等、営業の人が知っていたほうが商談が進むのは数字の力は大きいと思うんです。
具体的に数字を示せれば説得力が上がるし、相手企業の財務状況なども読み解くことが出来ます。
簿記は勉強しておいて損はないですよね。
今回はほとんど管理人の体験談をお話する感じになってしまいましたが、実際に働いてみたリアルな感想です。
参考になれば幸いです!