簿記3級をとったので次は2級を目指したい。
では実際にどのくらいのレベル差があるのでしょうか?
簿記3級と簿記2級のデータを比較しながらご説明していきます。
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簿記3級と2級の比較
▷ 簿記3級について
簿記3級の合格率は50%前後でした。
それでは簿記2級の合格率はどのくらいでしょうか?
2018年~2022年(150回~160回)合格率
結構ばらつきがありますね・・・
これは試験範囲の改正などがあったからだと思われます。
ちなみに私が合格した回は151回です。(合格率12.7%)
149回(15.6%)、150回(14.7%)、151回(12.7% → 合格!)の3回を受験しましたが、連結会計が難問で難しかった回のようです。。
どおりでむちゃくちゃ苦労しました。
合格率30%程度の回もあれば10%前後になる回もありますので、正直当たり外れはあるみたいですね。
10人受けて簡単な時で3人、難しい時は1人しか受からないということですから、受けた人が半分受かっていた簿記3級と比べると難易度はかなり上がっていると思います。
ネット試験は難易度が低い?
2020年からネット試験が始まり、ペーパー試験より難易度が低いという情報があります!
今から受験する方はさっさとネット試験を受けてしまったほうがいいかも!
始まったばかりの制度なので簡単な問題しか出ないということもあるかと思いますし、この先もずっと難易度が低いかどうかはわからないからです。
簿記2級の範囲は改正がある
2022年度も簿記2級の範囲について改正が発表されました。
今後も今まで出ていた問題が出題されなくなったり、新しい試験範囲が出てきたりする可能性があります。
そのため、簿記3級のようにテキストを読んで過去問題を解いていれば必ず合格!とはいえません。
商工会議所のHPによると
簿記2級
経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。
高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。(引用:商工会議所HP)
「会計実務で適切な処理や分析ができるレベル」を求められているんですね!
つまり、暗記していける~というような段階よりはもうちょっと上を目指さないといけないのですね。
簿記2級受けて感じた3級との差
私は簿記2級を3回受験してやっと受かったというタイプですので、資格試験はすんなり受かる優秀組ではなく平凡な能力タイプだと思います。
管理者の場合
1回目
3級と同じようにテキストを読んで過去問を解くという方法で試験に望みましたが結果は不合格。
2回目
自分なりに試験対策も行い、新しく試験範囲に加わった部分も学習し予想問題集を解いたが結果は不合格。
3回目
次でどうしても受かりたかったので通信講座を受講し、やっと合格しました!
1回目は3級の延長としての学習で受験しましたがそれでは通用しないな、、という手応えでした。
2回目は試験対策を行ったにもかかわらず、不合格。これはちょっとメンタルに響きます・・・
3回目は完全独学を諦めて通信講座で簿記の理解を深めて望んでやっと合格を勝ち取りました。
効率の良いやり方を見つけるまでに時間がかかっちゃったよ・・・
フォーサイトの簿記通信講座は早く資格を取ってしまいたい方におすすめしています。
理由としては合格率がとても高いと評判だからです。
まとめ
簿記3級よりは格段に難易度は上がっていると思っていいと思います。
実務で活かせるレベル、ということですので当然なのかもしれませんが・・・
難易度に関してもばらつきがあり、運の要素も正直あります。(これはどんな試験でもあるかもしれませんね)
ですが、仕事と子育てをしながらスキマ時間を駆使して勉強した普通の主婦の管理人も一年きちんと勉強すれば合格することが出来ました!
私が受けた年がたまたま合格率が15%前後と難しい試験が出題されていましたが、それでも結果がきちんと出ています。
時間をかけずにサクッととりたい!という方もいらっしゃるかと思いますが、正しい学習方法で勉強すれば一発合格も可能です!
こちらのサイトでは合格に向けてもっとも効率の良い勉強情報をお伝えできればと思います。
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